勉強再開

今年もですね!と知人に言われる季節になりました。去年私が1科目落ちたと言っていたのを覚えていてくれたのでした。
というか、周囲がことのほか応援してくれていて、恐縮するやらありがたいやら。頑張ります。
今年は再受験の「林業」のみ講習を受けましたが、これが意外と(と言っては失礼ですが)楽しかった。
その道の人の話を聞くのは勉強になるし、去年全部受けてから受験すれば良かったと後悔。
それを機に、受講内容、テキスト、去年作ったノートや過去問などの見直しを再開、再び受験生モードです。
土をいじることの大事さは年々身に染みます。
先日骨董屋で、一目惚れした木片を購入しました。その木片は何かというと、麦わらのようなものを編む時に使う道具だとのこと。
見た感じ持った感じが本当に最適で、しかしその形を作ってやろうと思って制作されてはいない。
私心や欲からは程遠いところで静かに完成された形であり、自分が何を作ったとしても、これを超えることなど出来ないと思い知らされるものでした。
形状もちょっと神様っぽく(骨董屋店主は「モアイみたいでしょ?」と言っていた)、今後の人生全般でも、版画や何かを作り続ける場合にも、この木片は自分を戒めてくれるものになるに違いないと確信して買い求めたのでした。
「私心を離れる」というとても難しいことを少しでも目指そうとした時に、土をいじる、つまり種や苗を植えたりその後の世話をするという作業には、効果が少なからずあるような気がしています。
掲載した写真はツシマヤマネコの記事。
海洋生物のみならず、離島の哺乳類、しかも絶滅危惧1Aのツシマヤマネコから・・・。
原因はやはり人間のようです。