あと1科目

来週末が二次試験ですが・・・という時期になり、ようやく結果が届く。

「林業」だけ不合格。20年前のテキストでの独学にしては善戦したほうかもしれない。
回答に自信が持てなかった問題、問題文の中の単語が分からなかった問題などが頭に残っているので、合格に至らなかったことも納得できる。来年の合格に繋げるべく、また勉強を頑張りたい。
負け惜しみじゃなく、また1年、森林にまつわる自主勉強が出来るのだと思うと少し嬉しい。(自主、で良いのかはちょっと検討するとして)

質問の趣旨からずれた回答と分かりながら、熱心に「魚つき保安林」について記述した回答を含む「森林」科目は合格。良かった。

しばらくは作品制作などに集中しつつも、自然にまつわる本を読んで様々な知識を仕入れることは隙間時間にも出来る。
今回資格の勉強をするにあたって、小説や純文学の読書をやや我慢して、自然の学びに繋がりそうなものを優先して図書館で選んで読んでいた結果、自然系の良書に沢山出会えた。試験を受けると決める前から読んでいたものや、試験勉強に直接つながらないもの、結構関係していたものも含め、記憶に残った自然本のリスト↓

「大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち」藤井一至 ヤマケイ文庫(これは素晴らしすぎて購入)
「クマ問題を考える」田口洋美 ヤマケイ新書
「山の神と日本人」佐々木高明 洋泉社
「山の神さま・仏さま」太田昭彦 ヤマケイ新書
「奥会津最後のマタギ」滝田誠一郎 小学館
「外来種は悪じゃない」伊地知英信 草思社
「『里山』を宮崎駿で読み直す」小野俊太郎 春秋社
「絶滅野生動物事典」今泉忠明 角川ソフィア文庫
「まっすぐだけが生き方じゃない」アニー・デビッドソン 文響社
「ドードー鳥と孤独鳥」川端裕人
「動物たちのナビゲーションの謎を解く」デヴィッド・バリー
「ミクロの森」デヴィッド・ジョージ・ハスケル 築地書館
「斧・熊・ロッキー山脈」クリスティーン・バイル
「英国貴族、領地を野生に戻す」イザベラ・トゥリー
「マザーツリー」スザンヌ・シマード
「オーバーストーリー」リチャード・パワーズ
「雨の島」呉明益
「熊が人を襲う時」米田一彦
「熊嵐」吉村昭
「ザリガニの鳴くところ」ディリア・オーエンズ

自然描写が学びになる小説も非常に多いし、
林野庁の出している「林業白書」なども楽しく読める。

また1年、試験勉強メモを投稿予定。

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