2026年4月のメモ「カエルのたまご」
季節ごとに確認している池で、生命あふれる春を沢山見つけました。大小二つの池を見ているのですが、大きな池の方は数年前に池のほとりのシデの大木が倒れたことで、それが陰影を作るなどし、環境がさらに豊かになっているように見えました。

野鳥も水浴びに使っているその池で目にしたものは、、、

私にとってはとんでもなく美しい風景でした。アヅマヒキガエルのたまごにオオシマザクラかマメザクラの花びら。何メートルあるだろうかという長さの卵が池にありました。他にも沢山の卵があり、先に孵化した卵のオタマジャクシ達で、池はもうぎっしりです。耳を澄ますと、オタマジャクシのピチピチという音が聞こえ、手のひらを池に沈めてみると、指に寄って来てとても可愛かったです。多分、何万という単位のオタマジャクシが居たと思います。
この卵はチューブ状ですが、全てが水中にしずんだ場合はチューブ状に見えない場合もあるかもしれません。
下は昨年の写真。同じ種類のカエルと思われますが、つぶつぶのゼリー状なのだと思い込んでいました。

池の上の木の枝では、メジロが水浴びした体を乾かしたり羽繕いしたりする様子が見られて本当に幸せでした。小鳥が羽を乾かす時の音は、なんとも可愛らしい。犬や猫がブルブルとやって体の水を飛ばす時の鳥バージョンの音なのですが、とても軽やかな音なのです。
何時間でも座って見ていられそうでしたが、カエル達が鳴き始めたので、卵を見過ぎて不安にさせているのかと思い退散。
これは昨年の写真ですが、少し大きくなったアヅマヒキガエルかと思います。

雨降りの一日は人間的には活動しずらい場合もありますが、あの池も水嵩が増して卵も潤っているかもなどと考えると悪い気もしません。
私の場合、気にかけている自然物の存在は、自分が困った時の鎮め石的なものになっています。自分はこんなにざわざわしているけれども、こうしている間もあの大木はあそこにじっと立っているのだと考えるだけで少し落ち着きます。この池も、私のそんな鎮め石のひとつです。

